会計システム一筋に、おかげさまで50年。
日々、発展する企業の経営には、刻々と変化する経営情報を的確に管理、把握できる会計システムが求められます。Microsoft® SQL Server® 2017 Standardに対応したJDL IBEX Enterprise会計は、企業ごとに異なる経理処理のスタイルにフレキシブルに対応し、カスタマイズ性に優れたオープンなデータ管理を実現。経営者の求める多様な経営資料の作成を力強くサポートします。
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成長を続ける企業の利益状況、業績推移の的確な管理に向け、JDL IBEX Enterprise会計は、年次決算はもちろん、中間・四半期・月次決算の処理に対応。制度会計上の要求に対する対応はもちろん、長期・中期・短期のスパンで、企業活動の成果を詳細に検証することができますので、経営目標に対する進捗、経営の見通しを的確に管理、把握することができます。
JDL IBEX Enterprise会計は、決算書作成を始めとする制度会計への対応はもちろん、部門管理や予算管理、キャッシュ・フロー計算などの処理、さらに、固定資産・繰延資産管理や減価償却計算、法人税申告、消費税申告、償却資産申告など、主要な税目の申告処理*に広範に対応。日々の経理処理から決算・申告処理まで、企業経理の実務をトータルにサポートします。
JDL IBEX Enterprise会計で作成したデータは、Microsoft® Excel®などのソフトウェアへ直接展開することができます。そのため、会計データの実数値を基にしたオリジナルの資料・帳表などが簡単に作成できますので、データの活用性が飛躍的に向上します。
作成した財務帳表は、紙への出力に加え、すべて電子化(PDF化)に対応していますので、経営者への資料提出がシステムを通じてペーパーレスに行えると共に、JDL IBEX Enterprise会計を持たない事業所へも、電子メールなどを利用して手軽に経営資料が送付できます。また、資料を電子的に保管することにより、ペーパーレスの資料保管を実現します。
▲データ・帳表の活用性が飛躍的に向上
▲JDL IBEX Enterprise会計 システム構成図
▲基幹システムとの連携のシステムイメージ
Microsoft® SQL Server® 2017 Standardによるオープンなデータ管理に対応したJDL IBEX Enterprise会計は、企業の基幹システムとフレキシブルにデータの受け渡しが行えますので、基幹システムに管理される販売データや給与データなどと会計データを組み合わせたオリジナル資料が自在に作成でき、経営者の求める多種多様な経営資料がスムーズに作成いただけます。
▲本社と支社・事業所を結ぶ経理処理ネットワークのシステムイメージ
JDL IBEX Enterprise会計は、各支社・事業所のクライアントコンピューターから、ネットワークを通じて、本社のサーバーシステムにアクセスしてデータ処理を行うことができますので、全社の財務状況の把握もリアルタイムに行えます。JDLオリジナルの高性能サーバーボード、内蔵型ファイアウォールを搭載した「JDL SERVER HC Enterprise5」「JDL SERVER HC Enterprise3」サーバーシステムでは、JDL独自の技術による強固なセキュリティを確立していますので、ネットワークを通じた経理処理が一層安全に行えます。
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▲同時入力、同時実行処理のシステムイメージ
※JDL Enterprise Station HCでは、対応しておりません。
管理会計で扱われるデータは、企業にとって最大の機密情報です。JDL IBEX Enterprise会計では、システムで実行できる処理の権限を利用者ごとに設定することができますので、担当者には伝票入力のみを許可し、財務帳表や経営上の重要な資料の参照・出力は、管理責任者だけに限定して許可するといったような権限設定が柔軟に行えます。また、入力したデータには担当者名や入力日時が記録されますので、経営情報の機密保持、内部統制の管理も厳正に行うことができます。
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※承認設定を行わない運用にも、対応しています。
▲伝票承認画面/データの入力記録
JDL IBEX Enterprise会計の起動時には、ログイン名・パスワードによる認証(ログイン)を行います。そのため、伝票入力などを行った際には「入力担当者・入力日時」が記録され、いつ、誰が入力したのかについて履歴を管理することができますので、経理処理の透明性の確保、内部統制の確立にお役立ていただけます。
▲インターネットを通じた顧問会計事務所との連携処理のシステムイメージ
※顧問会計事務所がデータ送受信に対応している必要があります。また、会計事務所によるサポート内容につきましては、顧問会計事務所に直接ご確認ください。
▲推移構成図(損益計算書)
JDL IBEX Enterprise会計では、経営管理ニーズに対する長年の研究から生まれた見やすく訴求力に優れたデザインの帳表が作成できます。基本となる財務帳表を始め、経営分析資料、主要な税目の申告書、各種提出書類、添付資料など、制度上必要となるものから経営管理資料まで、多彩な帳表の作成に対応し、企業の発展をサポートします。また、各帳表は、集計項目や表示項目などを自在にアレンジすることができますので、財務状況を企業独自の視点で検証したオリジナルの経営管理資料なども、定型帳表をベースに手間なく作成いただけます。
JDL Benny A5 Enterprise、JDL Enterprise Station HCは、広い表示領域を誇る21.5インチワイドIPS液晶を搭載。スタイリッシュなフレームレスデザインのディスプレイは、フルHD(1,920×1,080ドット)の高解像度で、A3横型サイズの帳表もスクロールすることなく一覧表示します。
JDL IBEX Enterprise会計は、一般的なPCサーバーによるシステムとは一線を画す高い信頼性・安全性を実現するJDLの専用ハードウェアシステムに、OS、SQL Server、ソフトウェアを全てセットアップしてご提供いたしますので、プラグ・アンド・プレイに運用が開始でき、安全・安心な環境の下に経理実務が行えます。
また、PCをクライアントコンピューターとして接続することもできますので、所有するPCを無駄なく活かしてシステムを構築することができます。
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JDL IBEX Enterprise会計の運用では、不測のアクシデントによるデータ消失の危険に備え、データをインターネットを通じて堅牢なデータセンターに保管する「JDLネット会計ストレージサービスEnterprise Server」「JDLネット会計ストレージサービスEnterprise Station」のサービスを提供。月次や年次など会計実務特有の重要な区切りを考慮した履歴管理方式の採用により、直近のデータだけでなく、「日」「月」「年」単位でデータを保管しますので、万一のアクシデントの際にも速やかにデータを復元することができます。
※サービスのご利用には、別途、お申し込みおよび、初期登録費用、利用料金が必要となります。
※バックアップできるデータは、JDLシステムのデータおよび、汎用業務データ(JDLシステムを基に作成した一次加工データ)となります。それ以外の用途に利用されるドキュメントや画像・動画データなどのバックアップはご遠慮ください。
JDL SERVER HC Enterprise5、JDL SERVER HC Enterprise3は、更新が必要なソフトウェアのパッケージの有無を、JDLソフトウェアダウンロードサービスを通じて定期的に確認し、更新パッケージを自動的にダウンロードします。大規模なLANシステムにおいても、最新のソフトウェア環境の維持が簡単に行えます。
※ご利用には、別途、「JDLソフトウェアダウンロードサービス」のご契約が必要となります。
サーバーシステム
クライアントコンピューター接続台数 推奨1~10台
OS | Windows Server® 2016 Standard(64bit) |
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RDB | Microsoft® SQL Server® 2017 Standard(64bit) |
CPU | Intel® Xeon®プロセッサー |
メモリー | 8GB(最大32GB*) |
HDD | 2TB×2 |
サーバーシステム
クライアントコンピューター接続台数 推奨1~3台
OS | Windows Server® 2016 Standard(64bit) |
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RDB | Microsoft® SQL Server® 2017 Standard(64bit) |
CPU | Intel® Xeon® プロセッサー |
メモリー | 8GB(最大16GB*) |
HDD | 2TB |
スタンドアロン
OS | Microsoft® Windows® 10 Pro(64bit) |
---|---|
RDB | Microsoft® SQL Server® 2017 Express(64bit) |
CPU | Intel® Celeron® プロセッサー |
メモリー | 4GB(最大8GB*) |
HDD | 1TB |
Premiumモデル
[詳細]
※JDL SERVER HC EnterpriseによるJDL IBEX Enterprise会計のシステム構築には、最低1台のJDL Benny A5 Enterpriseが必要となります。またPCのシステム接続には、別途、JDL IBEX Enterprise会計 PCLANクライアントが必要となります。
クライアントコンピューター
Enterprise
キーボード:(JDL財務キーボード/JDL PCキーボードより選択) マウス:JDLワイヤレスマウス JDLオリジナルマザーボード Microsoft®Windows®10 Pro 64bit Intel®Celeron®プロセッサー |
JDLオリジナル電源ユニット DVDドライブ* JDL PDF作成ドライバー Windows®Defender |
OS | Microsoft® Windows® 10 Pro(64bit) |
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CPU | Intel® Celeron® プロセッサー |
メモリー | 4GB(最大8GB*) |
HDD | 1TB |
大切なデータを多重に保管する
「J-RAID™」
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JDL SERVER HC Enterprise5には、2基のHDDで常にデータを多重に保全するJDL独自の高性能RAIDシステム「J-RAID」を搭載。1基のHDDに障害が発生しても、もう1基のHDDに完全な状態でデータが存在しますので、大切なデータを消失することがありません。
セキュアな環境を構築する
「J-WALL®」
特許取得
JDL SERVER HC Enterprise5・JDL SERVER HC Enterprise3は、インターネット利用に不可欠なセキュリティ機能を集積し、極限まで小型化したJDL独自開発のファイアウォール「J-WALL」を搭載。全社をネットワークで結ぶ会計システムネットワークの構築に、安全性に優れたセキュアな環境を構築します。
システムの安定稼働を実現する
「SMS(Server Monitoring System)」
JDL SERVER HC Enterprise5・JDL SERVER HC Enterprise3は、サーバー筐体内の温度やUPSの状態、冷却ファンの稼動状況などを常に監視し、熱や停電などに起因するシステムの暴走や機器の故障を未然に防ぎ、システムの安定稼動を実現します。
UPS機能を備えた
「電源ユニット」
JDL SERVER HC Enterprise5・JDL SERVER HC Enterprise3は、UPS(無停電電源装置)機能を備えたJDL独自開発の電源ユニットは、サーバーユニットへ安定した電力供給を実現すると共に、停電などに際しても一定時間電力供給を維持し、安全にシステムを終了させる時間を確保します。
会計処理に特化した専用アイソレーションキーボード
「JDL財務キーボード」
意匠登録
※キーボードは、「JDL財務キーボード」「JDL PCキーボード」より選択。
機器の稼働状況を監視する
「ハードウェアモニタリング機能」
特許取得
JDL Enterprise Station HCは、筺体内部の温度変化に応じた冷却の制御など、搭載された機器の稼動状態をリアルタイムに監視する「ハードウェアモニタリング機能」を搭載。システムの適正稼動の維持を自動的に行い、常に安定した稼動を実現します。
*はオプションです。